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ドラレコつけた_その②

こんにちは、fuku_heiです。

さて、ドラレコつけた_その②です。
前回はドラレコを車に取り付けるために購入した物品を紹介しました。

今回は実際の取り付け作業の手順をご紹介します。

 

まずは、ドラレコをどこ(今回はルームミラーの一択ですが)につけて、どう配線を通していくか、全体的なイメージを考えておきましょう。
電源の端子などがドラレコに対してどっちから差し込むかなども重要な要素です。

車種にもよると思いますが、ヒューズボックスの位置に依存すると思います。
CX-8は助手席の足側にヒューズボックスがあるので、自ずと左側の配線で計画します。

さて、まずはヒューズボックスを開けるところからなんですが、その前にバッテリーの電圧を調べておきます。

(エンジンルームが意外に汚れていた...)
さて、CX-8さんのバッテリーは12Vだそうです。
これを頭にメモしておきます。

では、お待ちかねのヒューズボックスを開けてみます。

助手席の下にあります。ドライバーなどは不要で、手で開けられます。
正面から見るとこんな感じ。

これらがそれぞれ何のヒューズかは、ヒューズボックスのフタの裏に書いてあります。
それによると、①は”F.OUTLET”ということなので、たぶんシガーソケットなどにいく電源でしょう。
①はエンジンのオン/オフで切れる電源です。
②は”INTERIOR”と書いてあったので、ルームランプ用だと思われます。
したがって、②はエンジンのオン/オフに関係なく通電している電源になります。
ヒューズボックスに繋ぐケーブルは2本あるのですが、駐車中の録画も行うために、1本は駐車中も通電している電源に繋ぐ必要があります。
なぜ、①と②をドラレコに使用したら良いかわかるかというと、ディーラーに聞いたからです。これが確実です。

さて、使用するヒューズが見つかったら、電流が流れていることを確認します。
ここで検電テスターを使用します。
検電テスターはアース接地が必要なので、ボディの金属部分にクリップを挟みます。

まず②から検電してみます。
②はエンジンを切っても通電しているはずなので、エンジンを切って試します。
ヒューズの頭に金属部分があるので、そこへテスターの先をつけてみます。
そうすると、上の写真ではわかりにくいですが、テスター本体の手元側がやや赤く光っているのがわかるでしょうか?
赤く光る場合には通電しています。通電していないと点灯しません。

次に①にいきます。
①はエンジンがかかっていないと通電しないので、エンジンをかけてみます。

テスター手元も先も見にくいですが、確かにエンジンを入れると通電しました。
これが確かめられたら、1度エンジンを切ります。

次に、ヒューズを抜いてみます。
抜くにはヒューズを抜く専用のピンセットみたいなものがあり、車種によってはヒューズボックスの中にあります(実際、相方の車には付属していました)。
CX-8には付属していなかったので、ここは相方の車のピンセットを使用。
下がヒューズを抜いたときの写真です。

さて、ヒューズを抜くと左右に金属端子が現れます(写真の矢印)。
このどちらかが+極の電源側で、どちらかが-極になっています。
これも検電テスターで調べられます。
①はエンジンをかけないと通電しないため、再びエンジンをかけます。
それから、写真の矢印の金属部分にテスターで触れ、通電を確認します。
今回は右側端子で通電を確認し、左側では通電しませんでした。
したがって、このヒューズは右側が電源側ということになります。
②はエンジンを切って確認しましたが、①と同じく右側が電源側でした。

電源側を調べたのは、ヒューズから電源を取り出すケーブルを差し込む際、ケーブルは電源側に接続されていないとダメだからです。
したがって、ケーブルの接続向きは以下になります。

②に差し込んだところです。
①にも同じ向きで差し込みます。

さて、これでヒューズから電源を取り出す準備はできたので、次にドラレコへ電源供給するケーブル(以下)を持ってきます。

この写真はそのケーブルの途中にあるACアダプタ(?)みたいなところを写しています。
ここに、なにやら5つのスイッチがあります。
これは説明書によると、1~2は駐車監視中にバッテリー上がりを防ぐためにバッテリーの電圧を設定するところで、3~5は駐車監視を何時間まで行うか設定するスイッチだそうです。
ここで、最初にバッテリーの電圧を調べた効果が出てきます。
CX-8さんが積んでいたのは12Vのバッテリーだったので、12Vの設定をします。
1~2のスイッチをどう動かしたら12Vになるかは説明書に書いてあります。
この写真が12V設定です(他の電圧も設定可能です)。
次に駐車監視モードの持続時間ですが、これも3時間とか12時間とか設定できます。
当然、駐車中はずっと監視しておいて欲しいので、24時間に設定しました。
これでケーブルの設定は終わりです。

さて、問題はこのケーブルをどこに配置するかです。
このACアダプタみたいな部分が無ければ、束ねて足元にでも吊っておけばいいんですが、このACアダプタみたいな存在のせいで、収納場所に困りました。
苦肉の策ですが、グローブボックスの中に入れました。

ここは普段、何も入っていないのと、グローブボックスの裏から足元までケーブルを通せたので、ひとまずここに仮置きしておきます。
ケーブルの長さとかが決まったら、最後に固定します。

グローブボックスの後ろから赤・黄・黒のケーブルを通して、ヒューズボックスまで到達できます。
このうち、赤いケーブルはエンジンがかかっている時だけ通電するヒューズ(①)と繋げます。
黄色は常時通電している側のヒューズ(②)と繋げます。
これらをどちらに繋げればいいかは、説明書に書いてあります。

さて、それからもう1本、黒いケーブルが残っています。
これはアースになります。
車種によりますが、CX-8ではヒューズボックス内にアース用のナットがあります。
買っておいた10mmのナットレンチでネジをやや緩めて、そこに黒いケーブルを挟み込みます。

矢印がドラレコのアースケーブルです。
他の部品のアースケーブルも接続されていますので、これらも外さないように。

ここまでできたら、ひとまずヒューズボックスは終わりです。

ある程度、ケーブル類はヒューズボックスの中に収めておきます。
フタはとりあえず、まだ開けておきます。

さて、ではここから車内へ配線していきます。
配線するにもスタート位置がわからないとケーブルの長さなどを決められないので、先にドラレコ本体を固定してしまいます。

ルームミラーに取り付けました。
箱を開けたときから思ってましたが、ややデカいですね...
立派なルームミラーになりました。
固定には付属していたゴムバンドを使用します。
大小あったのですが、今回は大きい方を使用。
結構がっちり止まってくれます。落ちる心配はなさそうです。
ちなみに、保護フィルムも買っていましたが、これはルームミラーに固定する前に付けることをおすすめします。

さて、次にヒューズボックスと接続されている電源ケーブルドラレコ本体まで持ってきます。
この際はケーブルを隠せるように本体まで持っていきます。

さて、ケーブルを隠す場所ですが、上の写真のように、天井の一番ドア側にあるゴムパッキンは引っ張ると外れます。
特に接着剤などで止めてあるわけではありません。

さらに、フロントピラーの内張りも外すことができます。

簡単に外れるのですが、全部外すとスピーカーのケーブルとかを断線しそうだったので、上半分だけ外しています。

グローブボックスにあるケーブルをグローブボックスの裏から下に落として、それを上に引っ張ってきます。

そして、ひとまずドラレコ本体と接続しました。
ここまでのケーブルは、まだ宙ぶらりんです。

それからさらに、リアカメラのケーブルとGPSアンテナのケーブルも本体上部に差し込んでおく必要があります。

これらのケーブルをドラレコ本体側から天井のすき間に埋め込んでいきます。

電源ケーブルGPSアンテナのケーブルは、天井からフロントピラーの内張りの中を通します。

GPSケーブルはダッシュボード上に配置したほうが良いと説明書に書いてあったので、内張りからフロントガラス側に出して、両面テープでダッシュボード上に固定しました。

電源ケーブルは内張りからゴムパッキンの裏を経由してヒューズボックス付近に垂らしておきます。
リアカメラの配置まで終わったら、電源ケーブルも弛みの無いように収納する予定です。

リアカメラ用のケーブルは、内張りの中には入れず、助手席ドア上部のゴムパッキンのすき間に埋め込んでいきます。

ここぐらいまで埋め込んだら、ひとまずケーブルの埋め込み作業はストップします。

ケーブルの先をトランクルームまで引っ張ってきたら、一度リアカメラに差し込んでみます。

ちなみに、下の写真だとまだ差し込めてません。

もう一息、差し込みが必要なようです。

ここまで差し込むと良いようです。

差し込めたら、一度エンジンをかけてみます。
そうするとドラレコ本体が通電し、電源が入ります。
また、デフォルトの設定ではドラレコ本体にリアカメラ画像が写るようになっているため、リアカメラの画像が見えるはずです。
これを見ながらリアガラスのどこにカメラを貼り付けるか検討します。
天井からケーブルが下りてくるので、リアガラスの上の方が良いと思います。
また、曇り止めの電熱線の上に両面テープを貼ると、テープを剥ぐときに電熱線を痛めるかもしれないので、電熱線は避けて貼り付ける場所を決定します。
基本的にはリアガラスのど真ん中、やや天井側で良いかと思います。
私はど真ん中よりやや右側に貼り付けました。
直接後方を見た時に、ど真ん中にカメラがあると邪魔かなと思ったためです。

さて、ひとまずリアカメラを設置できました。
ここで、素人の限界が訪れます。

ランクルームの天井の裏側にはヒューズボックスなどの電源から来たケーブルを通す穴が開いており、ゴムチューブの中を通ってバックドア側へ移り、そこからバックランプなどの各所にケーブルが伸びています。
したがって、これらの電源ケーブルは車内からやバックドアを開けても全く見えません。
なので、可能ならば、今回のドラレコのケーブルもこのゴムチューブを通してからバックドア上部まで伸ばすことが理想でした。
しかし、このゴムチューブがどうしても外れませんでした...
あんまり無理やり引っ張ると壊れそうな気がして、今回はここを通すことは諦めました。

ですので、やや不細工になりますが、ケーブルに少し余裕を持たせて上からカバーを戻すことにしました。

この状態でカバーを戻します。

う~~ん...
まぁ、しょうがない、素人ですから。
またマツダに行ったときにゴムチューブの外し方を聞くことにします。

これで後方のケーブル終端位置が決まったので、途中のケーブルを固定していきます。
バックドア側は天井の裏に隠せます。
フロント側からサイドにかけてはゴムパッキンの内側に隠します。

ただ、この電源ケーブル、8メートルもあるので、だいぶ余ります.
CX-8の全長は4,900mm)
余ったケーブルをどうしようかなと思っていたら、よい隠し場所がありました。

3列目シートの横の内張りの中です。
この部分、かなり空間があるようで、押し込んだらいくらでもケーブルを飲み込んでくれました。
ここにケーブルを入れ込んだら、リア側は作業終了です。

これであとはドラレコ本体から延びる電源ケーブルとヒューズボックスからのケーブルを整理したら終了です。

ヒューズボックス側はフタをすると黒いケーブルしか見えなくなるように長さを調整し、配線止めを発煙筒の上下に貼って、発煙筒を回り込むように配線しました。

ドラレコ本体からの電源ケーブルはゴムパッキンの中から最短距離でグローブボックスに至るような長さに調整し、あとはまとめてグローブボックスの中へ収納しました。

さらに、この電源ケーブルのACアダプタみたいな部分には両サイドに固定するための穴が開いており、配線止めを使うと良い感じにグローブボックスの中で浮かせた状態で固定ができました。
グローブボックスを開閉するのも非常にスムースです。

これでドラレコの設置作業、全て完了しました。

こうやって自分で取り付けすると、ドラレコでも愛着がわきますね。

以上です。

何かの参考になれば。

それでは。


ここに掲載した取り付け方法は車メーカーやドラレコメーカーが推奨している取り付け方法ではありません。紹介した方法で取り付けを行い、車やドラレコ等に何らかの不利益が生じても責任は負いかねます。ご了承ください。